【2020年決定版】王子製紙への転職を解説|年収・業界ランキング・面接・倍率などの情報からわかる転職難易度とは?

王子製紙の転職難易度は68点で、パルプ・紙業界の中で第1位です。

この記事では、王子製紙への転職を検討されている方のために、同社の平均年収、採用傾向、面接などの情報を参考に転職難易度を解説します。

また、王子製紙への転職に強い転職エージェントや面接対策も紹介します。

※この記事は、IR情報、口コミサイト、王子製紙への転職に強い転職エージェントへの取材を参考に、Verve Mediaが独自に算出した転職難易度を紹介しています。

王子製紙の基本情報

転職したい会社の事業内容や組織などの基本情報を把握することは非常に重要なことです。

転職・求人の情報を探す前に、まずはコーポレートページ(企業サイト)などから会社概要、事業内容(サービス内容)、プレスリリース、IR情報などから本当に自分に合った会社なのか確認しましょう。

王子製紙は、製紙会社グループである王子グループに属する企業で、持株会社の王子ホールディングスの傘下にある事業子会社の一つです。

グループの中核企業として新聞用紙および印刷・情報用紙部門(印刷情報メディアカンパニー)を担当しています。

それではIR情報をもとに王子製紙の売上規模や平均年収を解説します。

王子製紙の売上規模

2020年3月期の王子ホールディングスの売上高は1兆5076億円で、パルプ・紙業界の中で最大の売上高です。

企業名 売上高
王子ホールディングス 1兆5076億円
日本製紙 1兆439億円
レンゴー 6837億円
大王製紙 5464億円
北越コーポレーション 2646億円
三菱製紙 1945億円

王子製紙の平均年収

王子製紙の平均年収は834万円です。(参考:有価証券報告書

以下の表は、王子製紙の過去3年間の平均年収です。

年度 平均年収
2019 834万円
2018 837万円
2017 875万円

国税庁が発表している民間給与実態統計調査の結果によると国民の平均年収は約441万円であることから王子製紙の年収水準は高いと言えます。

年収は上位10%の高水準

全国の上場企業約3800社を対象にした平均年収の調査において、王子製紙の平均年収834万円は、上位10%に入る高水準です。

ちなみに全国3800社の上場企業の平均年収は600万円前後です。

王子製紙の年齢別平均年収

年齢別で王子製紙の平均年収を解説します。

以下の表は、王子製紙の平均年収と国税庁の年齢階層別の平均給与からシミュレーションした結果です。

年齢 月額給与 年収
20〜24歳 34万円 544万円
25〜29歳 38万円 608万円
30〜34歳 45万円 720万円
35〜39歳 49万円 784万円
40〜44歳 52万円 834万円
45〜49歳 55万円 880万円
50〜54歳 58万円 928万円
55〜59歳 55万円 880万円

王子製紙の役職別平均年収

役職別で王子製紙の平均年収を確認したいと思います。

以下の表は、厚生労働省の賃金構造基本統計調査をもとにシミュレーションした結果です。

役職名 月額給与 年収
係長級 49万円 784万円
課長級 58万円 928万円
部長級 69万円 1104万円

王子製紙の採用傾向

多岐にわたる事業分野を理解し、積極的にコミットできるか

王子製紙は、国内における洋紙生産のパイオニアとして、その技術と品質を確立してきましたが、現在ではグループの事業の分野は製紙の域を超えて広がり、多岐にわたっています。

それらを扱っている事業または製品群は、王子製紙が担当する「印刷情報メディア」を中核に、「産業資材」「生活消費財」「機能材」「資源環境ビジネス」の5つのカンパニーと、独立事業会社群を含むコーポレートマネジメントグループ、シェアードサービス会社群の7つに分類されています。

このように王子製紙は、パルプ・紙業界の領域を超えた新しいことに取り組みを実施していることを理解し、柔軟かつバランスの取れた発想で、変化を恐れずチャレンジングなモノづくりに取り組む姿勢を持つことが王子製紙をを受ける上で非常に重要ですので、押さえておきましょう。

業務上必要な英語力があること

王子製紙は、経済環境や社会構造が変化していく中で、新規事業・新製品開発や東南アジア・オセアニア・南米を重点地域とした海外事業の拡大(グローバル化)を進めています。

海外売上高比率はすでに30%以上あり、将来的には50%まで引き上げることを目標にしています。

そのため国内配属であっても海外の取引企業と連携を取ることが多く、英語でのコミュニケーションが必要となります。

業務を遂行する上で、支障をきたさない程度の英語力は必須です。

王子製紙の転職難易度

過去の採用傾向から王子製紙への転職難易度を総合的に評価した結果、100点満点中68点で、「難易度:高い」です。

人気企業度 パルプ・紙業界No.1の人気企業
中途採用について 勤続年数が長く、新卒採用文化が根強いので、中途採用の枠は非常に少ない
中途採用の倍率 年収水準が高く、人気企業なので倍率は高い
転職難易度 高い(業務に支障をきたさない程度の英語力は必須)

今回、ご紹介している転職難易度は、あくまでも会社全体としての傾向です。

王子製紙には様々な職種やポジションがあるので、どのような経験を持った人材を採用しているのかは、その時々で常に変化しています。

転職エージェントから王子製紙に関する情報収集を欠かさず行うことが重要です。

王子製紙は非公開求人が多い

王子製紙は、中途採用の募集が非公開になっていることが多いです。

その理由は、王子製紙のような人気企業の場合、転職エージェントと連携し、非公開に中途採用を進めることで、良い人材のみを獲得するような仕組みになっています。

中途採用の募集は、完全にブラックボックス化されているため転職難易度は高いです。

人気企業のため採用倍率も高い

王子製紙は、売上高・人気ともにパルプ・紙業界No.1です。

平均年収も834万円でトップクラスの高水準のため、王子製紙に転職を希望する人が多いです。

採用倍率は当然ですが、非常に高いです。

選考を受ける場合は、事前に王子製紙の事業内容を理解し対策を考えましょう。

パルプ・紙業界の転職難易度ランキング

企業名 難易度
王子ホールディングス 68/100(難易度:高い)
日本製紙 65/100(難易度:高い)
レンゴー 64/100(難易度:やや高い)
大王製紙 62/100(難易度:やや高い)
北越コーポレーション 57/100(難易度:普通)
三菱製紙 52/100(難易度:普通)

※このランキングは、IR情報、口コミサイト、パルプ・紙業界への転職に強い転職エージェントへの取材を参考に、Verve Mediaが独自に算出した転職難易度ランキングを紹介しています。

パルプ・紙業界で王子製紙の転職難易度No.1

パルプ・紙業界で王子製紙の転職難易度No.1です。

総合製紙メーカーでは、王子製紙の他には、日本製紙大王製紙などが有名です。

同業他社の平均年収

王子製紙と同じパルプ・紙業界のライバル企業の平均年収を紹介します。

企業名 平均年収
王子製紙 834万円
日本製紙 649万円
大王製紙 618万円

このように王子製紙は、同業他社の日本製紙や大王製紙と比較して、従業員の平均年収が高いことがわかります。

第2位の日本製紙とは185万円、第3位の大王製紙とは200万円以上の差額があります。

王子製紙の面接情報

面接・選考の流れ

  1. 書類選考(SPI/適正診断)
    王子製紙への転職は、まず書類選考が実施されます。
    これまでの職歴や志望動機など、内容は基本通りのものです。
    場合によってはSPIなどの適正診断が行われる可能性はあります。
  2. 面接(2〜4回)
    書類選考に通過した場合、面接に進むことになります。
    人事面接→現場社員面接→役員面接と、2〜4回の面接が行われます。
    ポジションのレベルが高ければ面接の回数は多くなります。
    ジュニアポジションの場合は、人事面接が最後のパターンもあります。
  3. 内定・入社
    面接を通過すれば内定が出ます。
    その後、年収などの条件交渉が行われ、お互い合意に至れば入社手続きに進みます。

王子製紙の面接の口コミ

王子製紙の選考や面接に関する口コミを紹介します。

ぜひ参考にしてください。

総合職・営業

質問:王子製紙をどのようなブランドにしたいのか?

回答:人々の生活に貢献できるグローバルカンパニーにしたいです。

特に東南アジアやアフリカなど、発展著しい国々で王子製紙の貢献度は大きくなると考えています。

質問:仕事上の失敗は?

回答:緊張のあまりつい「失敗はありません」と回答してしまいましたが、どんなに些細なことでしっかりと回答すべきでした。

総合職・マーケティング

技術職

質問:これまで仕事に工夫した点は?

回答:研究職でも仕事の進め方について徹底した管理を行いました。

結果にコミットできるように、社会人として業務の管理は非常に重要だと思っています。

質問:ここ2〜3年の間で最も頑張ったことは?

回答:素直に回答しました。

特に難しい質問ではなかったのですが、面接官が納得できるように、プロセスの詳細についてもお話しました。

総合職・経理

王子製紙の企業情報

王子製紙の働く環境・福利厚生・社風・残業に関する情報を口コミサイト、王子製紙への転職に強い転職エージェントへの取材を参考にまとめました。

働く環境 ★★★☆☆ 上下環境は厳しいが長く働ける会社
福利厚生 ★★★★☆ 独身寮、住宅手当などが充実
社風 ★★★☆☆ 日本の古い大企業のような社風
残業 ★★★★☆ 残業は少ない

会社概要

会社名 王子ホールディングス株式会社
(英語表記:Oji Holdings Corporation)
代表取締役社長
(グループCEO)
加来 正年
本社所在地 〒104-0061 東京都中央区銀座4丁目7番5号
創業 1873年(明治6年)2月12日
(財閥解体後の設立1949年(昭和24年)8月1日)
資本金 103,880百万円(2020年3月末現在)
連結従業員 36,810名(2020年3月末現在)
連結事業内容 【産業資材】
段ボール原紙事業、段ボール加工事業、白板紙・紙器事業、包装用紙・製袋事業
【生活消費財】
家庭紙事業、紙おむつ事業
【機能材】
特殊紙事業、感熱紙事業、粘着事業、フィルム事業
【資源環境ビジネス】
パルプ事業、エネルギー事業、植林木材・加工事業
【印刷情報メディア】
新聞用紙事業、印刷・出版・情報用紙事業
【その他】
不動産、エンジニアリング、商事、物流ほか

事業所

グループ本社 王子ホールディングス本館・1号館(銀座)
研究所 戦略企画部(東雲)、ディベロップメントセンター(東雲・山本・滋賀・下川)、紙パルプ革新センター(東雲・尼崎・米子)、パッケージング推進センター(東雲)、CNF創造センター(東雲・辰巳)
工場 ・産業資材事業【王子マテリア(株)、王子コンテナー(株)】
釧路、江戸川、富士、呉、大分、佐賀 他
・生活消費財事業【王子ネピア(株)】
苫小牧、福島、名古屋、徳島 他
・機能材事業【王子エフテックス(株)、王子イメージングメディア(株)】
江別、中津、東海、滋賀、神崎 他
・印刷情報メディア事情【王子製紙(株)】
苫小牧、春日井、米子、富岡、日南 他

海外拠点

王子グループでは、1970年代のブラジルでのパルプ生産に始まり、アジア諸国、 豪州、北米、南米、欧州など世界各地でさまざまな事業を展開しています。

ベトナム・マレーシアはじめ近隣諸国およびオーストラリア・ニュージーランドにおける段ボール紙器の製造、アメリカ、ドイツ、タイ、ブラジルにおける感熱紙等の製造、中国と東南アジア諸国および豪州における植林・木材加工事業や製紙原料の製造、そして中国における上質紙およびパルプの製造など、非常に多岐にわたります。

福利厚生

王子製紙は福利厚生が充実しています。

また、社員からの満足度も高いです。

特に満足度が高い福利厚生は、独身寮や世帯社宅、住宅手当などの住宅関連の制度です。

住宅購入の際に便利な住宅財形制度や、低金利で融資を受けられる制度もあります。

諸手当 時間外手当、住宅手当、家族手当、通勤交通費
昇給 年1回(4月)
賞与 年2回(6月・12月)
休日休暇 年間120日、完全週休2日制(土・日)、祝祭日、年次有給休暇、保存休暇、慶弔休暇、出産休暇、育児休暇
待遇・福利厚生・社内制度

各種社会保険、財形貯蓄、株式保有会、住宅融資、独身寮・社宅完備

・年間休日120日以上
・資格取得支援制度あり
・産休・育児休暇取得実績あり
・完全週休2日制
・社宅・家賃補助制度あり

社風について

王子製紙は、いわゆる日本の古い大企業のような社風です。

年功序列が根強く残っており、上下関係も厳しい部分がありますが、有給休暇や産休・育児休暇は取りやすい環境です。

旧帝大や早慶などの高学歴な人が多いことでも有名です。

残業について

王子製紙は残業文化が伝統的に少なく、柔軟な働き方が可能なホワイト企業です。

一部の部署ではフレックス制が採用されています。

また、有給積立制度や育児休暇、介護休暇などの休暇制度も充実しています。

王子製紙への転職に強い転職エージェント

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